懐かしのテストが出てきた

過去の遺物を見ると懐かしくなる。空気になりたい凡人です。

勉学の合間によく掃除するのだが、懐かしいものが出てきた。中学3年の数学問題用紙解答用紙だ。このころはまだ数学に興味は毛ほどもなかったが、このころぐらいから、努力が点に反映されるようになったのを覚えている。それまでは学年最下位をずっとうろうろしていたのが、一気に安定して成果が出せるようになった。ある意味、この時代に必死にやったのが今でも続けられる土台になったんだろう。(勉強しようと思った理由は結構ゆがんだ私欲だったのだが。)

それが高校時代、高瀬先生訳のガウス整数論の影響で高等数学(整数論と合同法)に魅せられてしまい数学の道に足を踏み入れた。現在の専攻は整数論ではないが、趣味として勉強している。結局のところ、専攻分野だけでなくほかの数学や科学にも手を付けているが。(大元を理解のためには数学から離れることも必要だったりする。)

現場からは以上です。

 

今日のやつ Zorn補題からわかる系

「半順序集合Xは任意の空でない全順序部分集合Sが上に有界のとき、極大元xを持つ。」と言う主張のZorn補題。この結果だけでよく議論が終わるが、実はこの先に「半順序集合Xは任意の空でない全順序部分集合Sが上に有界のとき、Xの各元aとa<=xとなる極大元が存在する。」という元と順序関係の話への系が考えられる。当然元レベルに話を落としたので利便性はこちらが上である。